アベノミクス 第三の矢

アベノミクスの第三の矢の話題がニュースを賑わしています。

 

内容は、企業の設備投資を増やしたり、農地の有効利用を促したりする政策を導入し、10年後に1人当たり国民総所得(GNI)を150万円以上(約4割)に増やすということ。

しかし、既に企業の設備投資は今後増やすどころか、既に過剰な状況とのことです。

その状況で設備投資減税を実施したところで、設備投資自体が今後増えていく見込みがないのであれば、経済に与える影響は皆無ということになります。

産業界が求める法人税の実効税率引き下げや、企業による農地所有の自由化が見送られてしまったことで、株価が下落、期待外れ感が高くなり、このような対策を追加しましたが。

第三の矢は、不透明な部分があり、今後のアベノミクスから目が離せない状況です。