コストをかげずに人材を募集するには。

こんにちは。起業を始めるにあたり、当初は社長一人で会社を立ち上げるケースが圧倒的に多いようですが、少し会社が軌道に乗ってくるとどうしても人手が足りなくなり、人の採用を考えることになります。

もちろん、コストはいくらかかっても良いということであれば、有料の人材紹介会社はいくつもありますが、相場として採用が決まった時点で年収の2割から3割程度は手数料がかかりますので、相当な出費になります。年収が300万円であれば、手数料だけでの100万円近くかかることになります。よくあるクレームとして、採用したは良いけど、半年もしないうちに辞められたというものです。終身雇用という概念が雇う側にも雇われる側にもほとんど無くなった昨今ではよくある話です。紹介会社によっては半年以内に退職した場合は手数料は返金してくれるといったオプションもあるようですが。

 

ともあれ、まずは、無料で素晴らしい人材を確保できないかと考えるのが経営者の思考だと思います。人材の採用にあたってまず思いつくのがハローワークの活用です。無料で求人を出すことが出来るので使わない手はありません。当社も基本的にハローワークをメインに利用しています。とにかく利用される人数も多いので、求人広告を出して数日は大量の求職者から問い合わせがあります。当社でも求人を出して1週間くらいは平均すると10人近くから連絡は来ます。

その他、若い子の採用を考えているのであれば、インターネット上の無料求人掲載サイトも見逃せません。ハローワークほどの問い合わせは見込めませんが、比較的若い子からの応募が見込めます。ちなみにハローワークからの応募は年齢制限を設けなければ、かなり高齢の方からの応募もあります。

いくつか無料の求人掲載サイトをご紹介しておきます。

シゴトの森    http://4510m.in/

求人Free   http://www.onecoin.co.jp/free/

急ぎの求人でなければ、上記を利用して、じっくりと選考を行えば必ず、希望の人材に出会えると思いますが、最近は一風変わった採用方法もあります。

 

パソナなどが最近力を入れているようですが、最近ではシャープのリストラ問題が話題になり、そこから溢れた人材を既にいくつかの会社が虎視眈々と狙っているとの報道がされていますが、このような状況はシャープに限りません。たまたまシャープほどの有名どころの会社であれば、そのような報道がされますが、業績不振のため敢え無く人材を手放さなければならない会社が、人材紹介会社に依頼して、社員の再就職先をあっせんすることがあります。従来であれば紹介を受ける会社が紹介会社に手数料を支払う仕組みですが、この場合、人材を雇用している(していた)会社が紹介会社に手数料を支払って再就職をあっせんしているため、紹介を受ける側のコスト負担はありません。

即戦力を求めるのであればこの制度はぜひとも活用したいものです。

https://www.pasonacareer.com/joboffer/system.html