クラウドサーバーのススメ

会社設立後、必ず必要になるのが帳簿の作成です。

自分で行うほうが、税理士さんに支払う費用の安くなり、尚且ついつでも業績を確認できるため、経理経験のある方であれば、なるべく自経化をお勧めしますが、全く会計の知識がないという起業家の方もいらっしゃると思います。

その場合は、顧問税理士や記帳代行会社に依頼することになるかと思います。

多くの場合では領収書や通帳のコピーなどを郵送して、代行会社の会計ソフトで入力してもらうという流れになると思います。この場合、定期的に試算表などを送ってくれる会社もあれば、一年間特段の連絡もなく決算期に初めて業績を知ることになるというケースもあるでしょう。

全く会計に興味のない社長様などは試算表を送っても見向きもしないという方もおられるでしょうが、多くの場合は利益が出てるか否かくらいの確認は行われるでしょう。

さらに、会計に敏感な社長様になると、会計データを随時確認したいという要望もあります。多くの税理士事務所では事務所内でしか、会計データにアクセスすることが出来ません。その為、お客様から会計データを見せてほしいという要望があれば、データそのものをメールやUSBなどで移動させなければなりませんでした。

ところがITの進歩はめまぐるしく、最近ではdropboxを初めてするクラウドサーバーが発達しております。クラウドサーバーを使えば、例えば会計データをクラウド上に保管し、お客様と共有することでどちらからも好きな時にデータにアクセスすることが可能になります。

当事務所でも関心のあるお客様のデータはクラウド管理するように移行しており、これまでのようなメールでのデータのやり取りがなくなりましたので、本当に助かっています。